Nikonの2021年ニューモデル COOLSHOTのレーザー距離計を比較

Nikonの2021年ニューモデル

2021年6月末に、Nikonからニューモデルのゴルフ用レーザー距離計が発売されます。

  • COOLSHOT PROII STABILIZED
  • COOLSHOT LITE STABILIZED
  • COOLSHOT 50i
  • COOLSHOT 20i GII

すでに公式サイトでは旧モデルに変わって上記4機種がラインナップされています。

2018年モデルのCOOLSHOT PRO STABILIZEDからCOOLSHOT PROII STABILIZEDへといったように、旧モデルから全くの別物になったわけではなく、それぞれ改良やアップデートされての登場となるようです。

COOLSHOT LITE STABILIZEDがハイエンドモデルのPROIIから少し機能を省いたミドルエンドモデルといったところでしょうか。

本体サイズ

形状は4機種ともに比較的コンパクトな本体となっています。横幅は最大でもPROⅡ50iの100mm。高さも75mmほど。重量も最も重いPROⅡが180g。最も軽い20iGⅡが130gと、4機種とも女性でも扱いやすいサイズとなっています。
(いずれも電池抜きの重量。参考までにCR2電池の重さは約11g)

計測距離

最大測定距離は20iGⅡが800ヤード、他は1200ヤードと申し分なし。ピンフラグを計測出来る最大距離は最大測定距離と比例してPROⅡLITEが500ヤード、50iが400ヤード、20iGⅡが300ヤードとなっています。

測定モード

測定モードは4つ

  • Aモード:直線距離+高さ
  • Dモード:直線距離のみ
  • Gモード:加減算距離+直線距離
  • Hモード:水平距離+高さ

PROⅡがA/D/G/Hの4つのモードでの計測が可能。他3機種はGモード(加減算距離+直線距離)とDモード(直線距離のみ)

Gモードの加減算距離というのは、高低差を考慮した補正距離のこと。
GモードとDモードの計測が出来る3機種の場合、直線距離と高低差のみを案内(Aモード)してプレイヤーが最終判断をするか、高低差を考慮した距離と直線距離を案内(Gモード)するモードに切り替えられます。もちろん、競技会などで高低差計測が使用不可の場合は、機能をオフにすることが可能。その場合は直線距離のみ案内となります。

防水

防水についてはPROⅡが防水・防塵、他の3機種は生活防水と記載されています。JIS/IEC保護等級では4機種ともIPX4相当とで、さほど気にするほどではないかと思います。

高低差計測

4機種ともに高低差計測が可能で、20iGⅡ以外の3機種は直線モードサインを搭載

Dモード(直線距離のみ案内)にするとLEDランプが点灯して、周囲にみはっきりと傾斜計測の不使用を示せます。

手ブレ補正

手ブレ補正機能があるのは「STABILIZED」の名がつくPROⅡLITEの2機種。約80%の手ブレを軽減、さらに照射するレーザー光のブレも同時に補正します。これも従来からあるニコン独自の技術です

マグネット

本体にマグネットが内蔵されているのが50iのみ。カートの金属部分などに取り付けられるのでラウンド中の持ち運びに便利です。

博士
先日、マグネットが装着された他機種でラウンドしたのですが、これが結構便利。カートの振動で落ちてしまうのではと心配でしたが磁石が強力で安心できました。
カートの棚?に置いてると振動でレーザー本体が傷つくことがありますからね。マグネットならその心配はなし。専用のケースを使わないならマグネットがある方が良いと思います

価格

6月下旬の発売ですが、先行予約販売が行われています。
最上位機種の「COOLSHOT PROII STABILIZED」で45,000円前後から。ポイントバック等を考慮すると、実質40,000円位で購入できるのではないでしょうか

Model実勢価格
COOLSHOT PROII STABILIZED45,000 円~
COOLSHOT LITE STABILIZED39,600 円~
COOLSHOT 50i37,400 円~
COOLSHOT 20i GII24,200 円~

以上、2021年6月発売のNikonのレーザー距離計4機種の比較でした。

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