ボイスキャディのレーザー距離計を比較

VoiceCaddie(ボイスキャディ)

VoiceCaddieは海外のメーカーですが、三重県の『株式会社 ひさいスポーツ』さんが日本の総代理店となってキャンペーンやサポートなどを行っています。

日本国内で独自にブログやフェイスブック、インスタなどを展開しており、「サポートは?」「保証は?」といった海外メーカーにありがちな不安もなく、サポートや問い合わせは全て『株式会社 ひさいスポーツ』さんが行っているようです。

レーザー距離計の他、GPSゴルフナビやスイング測定器などのゴルフ用品を展開しています。

ボイスキャディの商品

VoiceCaddieの特長としては、デザイン性の高さと機能の多彩な点だと思います。

GPSゴルフナビにしてもスマートウォッチのように普段使い出来るようなデザインとなっており、レーザー距離計にしても、従来の「計測器」といった感じではなく、スポーツカーやヨットなどをモチーフにしたスタイリッシュなデザインになっています

ボイスキャディのレーザー距離計ラインナップ

2024年3月現在、公式サイトには以下のモデルがラインナップされています

以下の旧モデルは公式サイトにはラインナップされていませんが、今現在(2024年3月)でも、ネットショップ等で販売しております。

ボイスキャディのレーザー距離計 機能比較

ボイスキャディのレーザー距離計は、それぞれ個性があるものです。GPS機能を搭載したモデルやグリーンアンジュレーションまでも表示するSL2SL1 Limited Editionは、スワロススキーを装飾した個数限定のプレミアムモデル。コンパクトでデザイン性の高いCL2やマグネット搭載のTL1など

GPS搭載のレーザー距離計

レーザー距離計にGPSゴルフナビ機能が搭載されたSLシリーズですが、2018年モデルの「ハイブリッドGPSレーザーSL1」から始まり、2019年モデルのSL1、そして2021年秋にSL2 とモデルチェンジしています。

SL1 Limited Editionは、SL1 TourGoldの外装にスワロフスキーを装飾した世界限定500台というプレミアムモデル。こちらは、TourGoldと機能などは同じで、外見のみの違いです

機能的には2018年モデルのSL1には高低差計測のON/OFF切り替えが出来なかったのですが、SL1 TourGoldとLimitedでは新ルールに対応して切り替え可能に。

そして、2021年秋に『SL2』が登場。同じくGPS機能を搭載ですが、こちらはコースビューやグリーンビューなど、腕時計型GPSゴルフナビと同様な機能をもったパネルを搭載しました。

単体でもハイスペックなGPSゴルフナビを搭載しており、レーザー距離計の究極といった感じです

距離表示方法の違い

SL1とSL2は、レーザー距離計にGPSゴルフナビ機能が搭載されたモデル。
ゴルフ場に行って電源オンで自動的にゴルフ場とコースを認識します。余計な操作はいりません。

レーザー距離計にGPSゴルフナビの機能が搭載したメリットはこちらの記事を参考にしてみてください

SL1ではファインダー下に数値で表示

SL2ではGPSゴルフナビと同じ様に、コースレイアウトやグリーン形状、アンジュレーションまで表示します。
しかもタッチパネルで操作をおこなえ、より視覚的に確認することができます。

スタイリッシュでコンパクトなモデル

2018年発売の「コンパクトレーザーCL」から約2年ぶりのモデルチェンジで2020年9月に登場したのが「コンパクトレーザー ボイスキャディCL2」。
その名の通り、コンパクトでスタイリッシュな外観となっています。

更にもう一つ、CL2では従来の単純な高低差の補正距離ではなく、PGAやLPGAのプロのデータや蓄積された地形データなどから打つべき距離を案内するボイスキャディ独自の「V-アルゴリズム」によって適切な推奨距離を案内します。

ボイスキャディCL2についてはレビュー記事がありますのでこちらを参考にしてください

マグネット搭載モデル

2022年9月に発売の最新モデル「ボイスキャディTL1」では本体サイドに強力マグネットが搭載されました。

カートの金属部分や専用のホルダーなどに磁石で取り付けられるのでコース内の移動やケースからの取り出しのわずらわしさが無くなります。

クラブを数本持ってセカンド地点へ。ショットの際に余分なクラブを置いて、そのまま置き忘れなんてよくありますね。レーザー距離計も同じです。

その点、マグネットがあると、その置き忘れがかなり減少します。なにより、ケースからの出し入れや移動の際の置き場所に困りませんよ

ピンシーク

GPSが搭載されたSL1とSL2では、GPSピンアシスト機能が搭載されています。GPSの位置情報とレーザーで、ストレスなく確実にピンフラグを捉える機能となっています。

最新モデルのTL1では、新たに『ピン・トレーサー』機能を搭載しました。
従来のレーザー距離計に比べ、圧倒的に早く正確な距離計測を実現。実際に手にとって測定してみると、その違いがはっきりとわかるはずです。

ディスプレイ

SL1は単色のOLED、他の3モデルはオレンジと緑の2色OLEDを採用。明るさも6段階に調整できるようになっています。

価格

2024年3月現在、amazon・楽天・Yahoo!でのポイントバックを考慮した実質価格の最安値です。

モデル 最安値 point 実質価格
ハイブリッドGPSレーザーSL1 Limited Edition 在庫切れ
ボイスキャディ CL2 53,955 円 4,437 pt 45,506 円
ボイスキャディ SL2 48,000 円 3,226 pt 44,774 円
ボイスキャディ TL1 48,400 円 7,216 pt 41,184 円

SL1 Limited Editionは別格。ボイスキャディ SL2に搭載されたGPSゴルフナビと同スペックのGPSゴルフナビは3万~4万円。そう考えると50,000円で手に入るようになったのは驚き

公式ページでのラインナップは外されたが、今でも販売しているモデル

モデル 実質価格
ボイスキャディ コンパクトレーザーCL 16,848 円
ボイスキャディ パワーレーザーL4 18,660 円
ボイスキャディ GL1 57,397 円

GPS搭載のボイスキャディGL1は、ほとんど在庫なしに近いかな
「GPS搭載のレーザー距離計ってどう?」という人にはSL2の方がいいと思うな

まとめ

こうして1つ1つ比較してみると、それぞれ個性があって面白いですね。

僕の個人的な印象ですが、スワロフスキーのSL1は贈り物用に。お財布に余裕があればSL2。女性にはCL2。コースでの使い勝手を考えるとTL1といったところです。

やはり、SL1やSL2のように、レーザー距離計にGPSゴルフナビ機能が搭載された機種というのは良いです。
特にSL2にいたっては、レーザー距離計の最終形といった感じで、これ以上のモデルがこれから登場するかといったら難しいかもしれません。でも期待してます。各メーカー様、がんばってください

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