2020年9月現在、NIKONの公式サイトにラインナップされているゴルフ用レーザー距離計です。
2016年10月発売のCOOLSHOT80vrと80ivr、COOLSHOT20は販売終了したようです。(ゴルフショップ等では在庫限りだと思いますが、今でも販売しています。価格は高め)
COOLSHOT40/40iも同様のようです。
COOLSHOT80ivrの機能を継承して更に高機能となったのが「COOLSHOT PRO STABILIZED」。COOLSHOT 20とCOOLSHOT 40iが、それぞれCOOLSHOT 20GⅡとCOOLSHOT 40iGⅡとなって、機能を追加してバージョンアップしています。
今回は、2020年9月現在のNikonのゴルフ用レーザー距離計を比較してみます。
レンズ系
アイレリーフや対物有効レンズなどのレンズ部分は、40iGⅡとSTABILIZEDが同等で20GⅡだけが、それぞれ若干短くなっています。
特徴があるのが最大計測範囲で、20GⅡが800yd、STABILIZEDが1200yd、40iGⅡが最も長く1600ydとなっています。1600ydというの他社のレーザー距離計と比べてもトップクラス。
ピンフラッグ有効範囲というのは、ピンシーク機能が有効な範囲と見ていいと思います。
一般的に、ピンシーク機能が有効なのは最大計測距離の25~40%程度といわれています。実際のメーカー仕様では、20GⅡが300yd、40iGⅡとSTABILIZEDが500ydとなっています。
高低差計測
高低差計測が可能なのが、40iGⅡとSTABILIZED。
どちらも高低差計測のON/OFFが可能で、プライベートでも競技会等でも対応できます。また、高低差計測を行わない「直線モード」の時に周囲からも分かる「直線モードサイン」を搭載しています。
「LOCKED ON」機能
ピンフラッグを測定する時、背後の樹木などを誤測定しないよう、ピンフラッグを捉えた時にファンダー内に「LOCKED ONサイン」を点灯させます。
ピンフラッグを確実に捉えたことを知らせる機能で、40iGⅡとSTABILIZEDに搭載しています。
「HYPER READ」
Nikon独自の計測アルゴリズムの「HYPER READ」はCOOLSHOT20 GⅡ以外の2機種に搭載。
目標物までの距離に関わらず一定した速いレスポンスで測定結果を表示します。
従来機種の0.5秒から0.3秒に進化しました。
連続測定
本体のパワーボタンを押し続けることで、約8秒間の連続測定ができます。手ブレの影響を軽減し、ピンフラッグなどの小さなターゲットでも測距しやすくなります。3機種に搭載されています。
手ブレ補正
STABILIZEDだけに搭載された機能で、手ブレによるファインダー内の視界の揺れを低減して、さらに照射するレーザー光のブレも同時に補正する機能。
価格
2020年9月現在の実勢価格です
Image | Model | 実勢価格 |
---|---|---|
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COOLSHOT 20 GⅡ | 18,360円~21,000円 |
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COOLSHOT 40iGⅡ | 36,300円~ |
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COOLSHOT PRO STABILIZED | 45,600円~48,000円 |
機能的にはSTABILIZEDですが、価格を考慮すると最新の40iGⅡの方が魅力を感じるかな?といったところです。ご参考までに。