ブッシュネルのレーザー距離計を比較 2024年

2024年4月現在、ブッシュネルの公式サイトでは以下の5モデルがラインナップされています

ピンシーカーシリーズ

ブッシュネルのピンシーカープロXシリーズは2024年モデルのプロX3プラスジョルトまで、4モデルが登場しています。

2014年に初期のプロXジョルト、2017年にプロX2ジョルト。そして2022年10月にプロX3ジョルトとなって、最新モデルが2024年4月発売のピンシーカープロX3プラスジョルトとなっています。

プロX2ジョルトとプロX3ジョルトの間、2019年に登場したのがプロXEジョルトとなっています

ツアーVシリーズでは2020年にツアーV5として、スロープモデルとノンスロープモデルが登場。ノンスロープモデルのツアーV5ジョルトをスリムにしたのが2022年発売のツアーV5スリムジョルト

同じくツアーV5シフトジョルトをスリムにしたのが2021年発売のツアーV5シフトスリムジョルト。最新モデルのツアーV6シフトジョルトは2020年モデルのツアーV5シフトジョルトのバージョンアップモデルという位置取りになります。

ブッシュネルのレーザー距離計 機能比較

 Image          
Model ピンシーカーツアー
V5シフトスリムジョルト
ピンシーカープロ
 X3ジョルト
ピンシーカーツアー
V6シフトジョルト

ピンシーカーA1

スロープジョルト

ピンシーカープロ

X3プラスジョルト

発売日 2021年3月 2022年10月 2023年7月 2024年3月 2024年4月
サイズ(mm) 114x76x40 120x83x43 114x78x40 95x60x36 120x82x45
重量(g) 208.0 340.0 236.0 139.0 340.0
体物レンズ(mm) 23.5 28.0 24.0 18.0 26.0
ひとみ径(mm) 4.0 3.7 4.0 3.0 3.7
アイレリーフ(mm) 16.0 15.0 16.0 16.0 15.0
測定範囲 5~1300yd 5~1300yd 5~1300yd 5~1300yd 5~1300yd
望遠倍率 6 7 6 6 7
高低差計測
スロープスイッチ  
エレメント機能      
ホームエレベーション      
マグネット  
ウィンド機能
ピンシーク ダブルジョルト ダブルジョルト ダブルジョルト ダブルジョルト ダブルジョルト
ディスプレイ LCD
(黒色表示)

赤色ハイコントラスト

/LCD(黒色表示)

LCD
(黒色表示)
LCD
(黒色表示)

赤色ハイコントラスト

/LCD(黒色表示)

サイズと最大計測距離

サイズも以前に比べると、かなりコンパクトになってきているという印象です。最近のレーザー距離計は小型軽量の流れになっていて、「ピンシーカーA1スロープジョルト」もブッシュネル史上の最小最軽量となっています。

倍率はピンシーカープロX3ジョルトとピンシーカープロX3プラスジョルトの2モデルが7倍。他のモデルは6倍。

アリレリーフも全モデル15.0mm以上と、眼鏡やサングラス派の方でも心配はないかと思います。

全てのモデルで最大測定範囲が1,300ydと、非常に安定したスペックです。

ピンシーク機能が有効なのは、最大測定範囲の25%~40%ほどと言われているので、最大計測範囲が1,300ydだと最大でも520ydまでがピンシーク機能が使える範囲になります。

ブッシュネルのモデルは全て最大測定範囲が1300ydとなっています。なかでもプロX3ジョルトはピン測定可能距離が600ydまでとなったようです

スロープ機能とエレメント機能

全てのモデルでスロープ機能を搭載。ピンシーカーA1スロープジョルトはスロープ機能の切り替えはないようです。

他のモデルはスロープ機能のON/OFFの切り替えもスロープスイッチで行えます

プロX3ジョルトとプロX3プラスジョルトは、スライドスイッチにスロープロックシステムも搭載されています

エレメント機能

『エレメント』機能を搭載しているのはプロX3ジョルトとプロX3プラスジョルトの2モデル

エレメント機能はピンシーカープロXEジョルトに初めて搭載された機能で、従来のスロープ機能に加え、気温や気圧を考慮して推奨距離を表示する機能です。

更に、プロX3ジョルト・プロX3プラスジョルトではプレイするゴルフ場の標高に応じて「打つべき推奨距離」に反映する『ホームエレベーション機能』も搭載されています。

ダブルジョルト

全てのモデルにダブルジョルト機能が搭載されています。

ダブルジョルトはビジュアルジョルトとも呼ばれ、測定完了時に、従来の振動に加えファインダー内にリングでもお知らせします。体感と視覚で測定完了が把握出来る機能です。

マグネットマウント

マグネットマウントは本体に強力磁石を内蔵しており、カートの柱などの鉄素材に装着出来るようになっています。

残念ながら、ピンシーカーA1スロープジョルトにはマグネットの搭載はなし。他のモデルは、すべて搭載されています

ディスプレイ

全てのモデルで黒色LCSを採用。X3ジョルトとX3プラスジョルトの2モデルが黒色LCSと赤色コントラストを採用し、切替も可能となっています。

ウィンド機能

最新モデルのピンシーカープロX3プラスジョルトのみ、ウィンド機能を搭載。

アプリとの連動することにより、風向き・風速をディスプレイに表示
「打つべき推奨距離」とともにアゲインスト・フォロー・横風・風速が表示され、ショットに必要な情報を瞬時に把握できます

実勢価格

2024年4月時点での、楽天・amazon・Yahoo!でのポイントバックを考慮した実勢価格です

2024年3月現在、公式ページにラインナップされているのは全部で6機種。そのうち現在発売されているもの5モデルを比較してみました。

公式ページによると、5月にも直線モデルの「ピンシーカーツアーV6ジョルト」がリリースされるようですので楽しみです

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