
今年も暑い夏が終わって快適なゴルフシーズン到来の秋、各社ニューモデルのレーザー距離計をリリースする季節になってきました。
各社どのような新しいモデルをリリースしてくるのか楽しみでもあります。
ここ最近にリリースされたレーザー距離計の特徴というかセールスポイントとしてはコンパクトさ・3点間距離計測・計測速度の短さ・カラーOLEDのディスプレイなどをセールスポイントとしているようです。
多くのレーザー距離計がこのコンセプトの流れになっているのかなと感じているのですが、そこに異彩を放ったのが「イーグルビジョン Xi(クロスアイ)」

レーザー距離計にGPSゴルフナビが搭載されたモデルで、距離計の「オールインワン」といったところ。近年のレーザー距離計の「トレンド」となる機能はそろっていて、これ一台であとは何もいらないといったモデルですね。
この「GPSを搭載したレーザー距離計」というのは、これまでボイスキャディやガーミンなどがリリースをしています。
image | メーカー | モデル名 | 発売日 |
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ガーミン | ガーミン Approach Z80 | 2018年5月 |
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ボイスキャディ | ハイブリッドGPSレーザーSL1 | 2018年4月 |
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ボイスキャディ | ボイスキャディ GL1 | 2019年9月 |
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ボイスキャディ | GPSレーザーSL1 Limited Edition | 2019年11月 |
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ガーミン | ガーミン Approach Z82 | 2020年4月 |
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ボイスキャディ | ボイスキャディ SL2 | 2021年10月 |
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朝日ゴルフ | イーグルビジョン Xi (クロスアイ) | 2024年2月 |
GPSの計測データの表示も様々で、ガーミンの2モデルはレーザー距離計のファインダー内にコースレイアウトを表示。

ボイスキャディのGLはファインダー内に数値で表示。SL1はファインダーの下に液晶画面を配置しています。


そして、「イーグルビジョン Xi(クロスアイ)」と「ボイスキャディSL2」では、腕時計型のGPSゴルフナビが埋め込んだような、それこそレーザー距離計とGPSゴルフナビを合体させた仕様となってきました。


個人的にはこの形がゴルフの距離計として究極な形だと思ったし、実際に「これ一台あれば後はなにもいらない」といったところで、今でもそれは変わりません。
「ボイスキャディSL2」が出たころは、レーザー距離計にGPSを搭載するのが主流になっていくのかとも思いましたが、ボイスキャディSL2の発売から3年近くたって、やっとイーグルビジョン Xi(クロスアイ)が登場したところ。

想像ですが、GPS機能を搭載すると、ゴルフコースの更新など、後々のサポートが必要ですからね。そのような事が出来るメーカーでないと難しいのかもしれません。●mazonなどで売られている「売ったら売りっぱなし」の激安レーザーを扱っているメーカーにはとても扱えるものではないのでしょうね。
そういった意味でもショットナビやグリーンオンなどの信用出来るメーカーもGPS搭載のレーザ距離計を開発してくれるのではないかと思うのですが、やはり価格が高くなるせいもあるのかもしれませんね。
価格でいえばボイスキャディSL2は発売当初80,000円位、イーグルビジョン Xiも74,800円位。レーザー距離計にフラッグシップになるようなGPSゴルフナビを合体させたのだからそれなりの価格になるのかと思います。
レーザー距離計は、目に見えるポイントは測定出来るのですが、見えないポイントは測定出来ません。例えばドッグレッグのコースでピンが見えない位置にいる場合などですね。それを補えるのがGPSナビで、そういう意味でGPS搭載のレーザー距離計というのは、まさにオールインワンの究極の測定器だと思うのですがいかがでしょうか。