
Contents
シリーズで見るショットナビのレーザー距離計
2025年秋現在、ショットナビのレーザー距離計のシリーズとしては以下の3シリーズがあります。
- Laser Sniper:ショットナビのレーザー距離計の王道的シリーズ
- Voice Lase r:音声操作が可能
- Nexia:シンプルでコスパ重視
この記事では、多くのモデルがラインナップされている「Laser Sniper」からRAYSモデルを比較検討してみます。
RAYSモデルのラインナップ
image | 機種名 | 発売日 |
---|---|---|
![]() |
Laser Sniper RAYS | 2023年10月 |
![]() |
Laser Sniper RAYS GR | 2024年2月 |
![]() |
Laser Sniper RAYS GR PRO | 2025年4月 |
![]() |
Laser Sniper RAYS GR+ | 2025年7月 |
![]() |
Laser Sniper RAYS+ | 2025年7月 |
RAYSモデルは大きく分けて3つ
「+」: Laser Sniper RAYS+ のように、プラスが付いたモデル。これは前モデルのLaser Sniper RAYSに新たな機能を搭載したモデル
「GR」:モデル名にGRがついているのは、ディスプレイにG(green)とR(レッド)の2色OLEDを採用したモデル
「PRO」:機能や仕様を総合的にブラッシュアップしたものと見て良いかと思います(個人的な見解ですが)
RAYSモデルの機能比較
image | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|---|---|
モデル名 | Rays | Rays GR | GR PRO | Rays GR+ | Rays+ |
発売日 | 2023年10月 | 2024年2月 | 2025年4月 | 2025年7月 | 2025年7月 |
測定範囲 | 5~1,640yd | 5~1,640yd | 1.0~1,640.0y | 3.3~1,640.0yd | 3.3~1,640.0yd |
測定誤差 | ± 1m | ± 1m | ± 30cm | ± 50cm | ± 50cm |
望遠倍率 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 |
幅x高x厚 | 92.0x56.0x31.5 | 92.0x56.0x31.5 | 92.0x56.0x31.5 | 92.0x56.0x31.5 | 92.0x56.0x31.5 |
重量(g) | 115.0 | 116.0 | 112.0 | 112.0 | 115.0 |
防水 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
電源 | リチウムポリマー | リチウムポリマー | リチウムポリマー | リチウムポリマー | リチウムポリマー |
体物レンズ | 19.8 | 21.0 | 21.0 | 21.0 | 19.8 |
ひとみ径 | 3.3 | 3.3 | 3.3 | 3.3 | 3.3 |
アイレリーフ | 14.7 | 14.7 | 14.7 | 14.7 | 14.7 |
高低差 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
外部可視 | ランプ | ランプ | ランプ | ランプ | ランプ |
ジョルト機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
測定時間 | 0.2秒 | 0.2秒 | 0.02秒 | 0.05秒 | 0.05秒 |
競技モード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
3D計測モード | 〇 | 〇 | 〇 |
本体形状
重量は若干の違いがあるものの、本体サイズ、外見は殆ど同じようです
レンズ
ひとみ径やアイレリーフは同じ。対物レンズが違うのはディスプレイの違いによるものかと思います。
アイレリーフは14.7mmとやや短め。眼鏡・サングラス使用の人は実際に手に取って試してみると良いかと思います。
測定精度
最大測定距離は全て1640ydまで。現行のレーザ距離計ではトップクラスの距離です。
最小測定距離も従来のレーザー距離計では±1ydというのは標準だったのが、GR PRO では1ydからとなっており、パッティングモードまでも搭載しています。

スロープモード
スロープモードは全てのモデルに搭載。高低差を加味した目安距離も案内します。全てのモデルでスロープモードを使用/不使用の外部可視が明確になっています

測定時間
前モデルとなる RAYS とRAYS GR が0.2秒、GR PRO が0.02秒、RAYS GR+ と RAYS+ が0.05秒となっています。

最近、この計測速度の速さを競うように「業界最速の〇〇秒!」「シリーズ最速!」といったうたい文句を見ますが、実際のところ、ゼロコンマ何秒の差なんて体感できますか?
それよりも、確実性。いくら早くても何度も測りなおしていたら意味なし。一度の測定で確実に目標物を捉えられるか。その精度の方が大事だと思うのです
3D計測モード

3D計測モード(3点間距離計測)はGR PRO と RAYS+ RAYS GR+ に搭載。「+」の新たな機能搭載の一つがこの3D計測モードになります。
LaserSniperRAYSシリーズの実勢価格
2025年10月現在のポイントバック等を加味した実勢価格です。価格は日々変動がありますのでおおよその価格とみてください。
image | 機種名 | 実勢価格 |
---|---|---|
![]() |
Laser Sniper RAYS | 17,000 円前後 |
![]() |
Laser Sniper RAYS GR | 27,000 円前後 |
![]() |
Laser Sniper RAYS GR PRO | 43,000 円前後 |
![]() |
Laser Sniper RAYS GR+ | 30,000 円前後 |
![]() |
Laser Sniper RAYS+ | 17,000 円前後 |

今、どれが良いか選ぶとすれば、やはりGR PRO か「+」が付いた2モデルでしょうね。価格と機能のバランスが良いのは RAYS GR+でしょう。
コスパで言えばLaser Sniper Raysからグレードアップしても同程度で手に入るLaser Sniper Rays+かな。しっかり使いたいならちょっと頑張って GR PRO といった感じでしょうか。
あくまでも個人の感想です。