レーザー距離計の計測可能距離とは文字通り
「そのレーザー距離計が正確に計測できる最大距離」です。
レーザー距離計の仕様をみると、計測範囲として「5y~1000y」などと記載されていますね。近距離で5ヤードから、遠距離で最大1000ヤードまでの距離が計測出来るわけです。
今現在販売されているレーザー距離計ですと、メーカーや機種によって様々ですが、大体500ヤード前後から1600ヤードが最大計測距離です。
でも、ちょっと待って下さい。ゴルフ場のホールというのは、長いロングホールでも600ヤード位ですよね。
したがって「1000ヤード以上も計測する事もないし必要ないのでは?」と思いませんか?
私も「どうせドライバーでも250ヤードも飛ばないのだから、せいぜい300ヤードでも計測できれば十分じゃないか」なんて思っていました。
確かに、ゴルフ場で使用するレーザー距離計ですから、せいぜい600ヤードも計測出来れば十分だし、それ以上の計測をする事はないです。
それなのに、なぜ、1000ヤード以上の計測が可能なレーザー距離計が販売されているのでしょうか。
これは、計測可能距離が長いという事は、ピンシーク測定距離も長くなりますし、計測精度も高くなります。
例えば、車で、高速道路を100キロで走行する場合、600ccの軽自動車よりも、3000ccの車で走る方が、ハンドル操作も走行も安定し、車内も静かですよね。
それと同様に、
レーザー距離計の最大計測距離は、その機種の性能とかポテンシャルと同じなのです。
現在、日本で販売されているレーザー距離計は1000yd~1300ydが主流です。
プラスマイナス1ヤードの距離にこだわるプロゴルファーには、より正確な計測ができるレーザー距離計が必要なのだと思います。
参考までに、現在販売されているレーザー距離計の最大計測可能距離の大きい機種をあげておきます。
img | モデル名 | 発売日 | 測定範囲 |
---|---|---|---|
PINPOINT Professional Slope-2 | 2022年2月 | 10~2000yd | |
PINPOINT Professional Slope-1 | 2020年1月 | 10~1700yd | |
ピンシーカープロXEジョルト | 2019年8月 | 5~1300yd | |
ピンシーカーツアーV5ジョルト | 2020年7月 | 5~1300yd | |
PINPOINT M1300 | 2020年9月 | 10~1300yd | |
ピンシーカーツアーV5シフトスリムジョルト | 2021年3月 | 5~1300yd | |
キャディトーク ミニミ LT | 2021年9月 | 10~1300yd |