ブッシュネルのレーザー距離計
2020年9月現在、ブッシュネルの公式サイトでラインナップされている機種は以下の6機種です。
Image | Model | 発売日 |
---|---|---|
ピンシーカースロープ ツアーZ6ジョルト | 2014年4月 | |
ピンシーカースロープL7ジョルト | 2018年9月 | |
ピンシーカーツアーV4シフトジョルト | 2019年7月 | |
ピンシーカープロXEジョルト | 2019年8月 | |
ピンシーカーツアーV5シフトジョルト | 2020年7月 | |
ピンシーカーツアーV5ジョルト | 2020年7月 |
上記のモデル以外でも、今現在でも、ネットショップ等で購入出来る機種は以下のような機種があります。
Image | Model | 発売日 |
---|---|---|
ピンシーカースロープ プロX7ジョルト | 2014年2月 | |
ピンシーカースロープ ツアーV4ジョルト | 2016年10月 | |
ピンシーカーTEプロX7ジョルト | 2014年4月 | |
ピンシーカープロX2ジョルト | 2017年4月 |
2016年モデルの「ピンシーカースロープ ツアーV4ジョルト」が2019年に「ピンシーカーツアーV4シフトジョルト」としてモデルチェンジしたように、いずれもモデルチェンジ以前の機種で、ネットショップ等でも扱いが数少なくなっているようです。
計測可能距離の比較
レーザー距離計において、計測可能距離というのは非常に重要です。
計測可能距離の重要性については以下の記事を参考にしてみてください。
次の表はブッシュネルのレーザー距離計の最大計測距離の比較表です。
Model | 発売日 | 計測範囲 |
---|---|---|
ピンシーカースロープ ツアーZ6ジョルト | 2014年4月 | 5~1300yd |
ピンシーカースロープL7ジョルト | 2018年9月 | 5~1300yd |
ピンシーカーツアーV4シフトジョルト | 2019年7月 | 5~1000yd |
ピンシーカープロXEジョルト | 2019年8月 | 5~1300yd |
ピンシーカーツアーV5シフトジョルト | 2020年7月 | 5~1300yd |
ピンシーカーツアーV5ジョルト | 2020年7月 | 5~1300yd |
「測定範囲=ポテンシャル」といっても良いくらいで、ブッシュネルのレーザー距離計は余裕を持った測定範囲となっています。
プロX7ジョルトやTEプロX7ジョルトといった最大計測距離1600ヤードというモンスター級のモデルもありましたが、最近では最大1300ヤードあたりが主流のようです。
最も短いモデルでも1000ヤード。このあたりが、ブッシュネルが広い層に使われる理由でしょうか。
機能比較
スロープ機能はピンシーカーツアーV5ジョルト以外はすべてのモデルに搭載されています。もともと、ツアーV5ジョルトはピンシーカーツアーV5シフトジョルトのスロープ機能無しのモデルという位置付けでしょう。
スロープスイッチが搭載されているのがV4ジョルトとXEジョルト、V5シフトジョルトの3モデルとなっています。
本体横にあるスイッチのスライドにより、スロープ機能のON/OFFを設定出来、また、周囲からもハッキリと分かるようになっています。
ビジュアルジョルト機能が搭載されているのはXEジョルト・V5ジョルト・V5シフトジョルトの3モデル。
ビジュアルジョルトはダブルジョルトとも呼ばれ、測定完了時に、従来の振動に加えファインダー内にレッドリングでもお知らせします。体感と視覚で測定完了が把握出来る機能です。
Bushnellgolf http://www.bushnellgolf.jp/index.html
マグネットマウントは本体に強力磁石を搭載した機能で、カートの柱などの鉄素材に装着出来るようになっています。
XEジョルト・V5ジョルト・V5シフトジョルトの3モデルに搭載されています。
エレメント機能はピンシーカープロXEジョルトに搭載された機能で、従来のスロープ機能に加え、気温や気圧を考慮して推奨距離を表示する機能です。
同じ勾配でも気温や気圧によって打つべき距離が違うのがわかると思います。
Bushnellgolf http://www.bushnellgolf.jp/index.html
本体サイズ
幅(mm) | 高さ(mm) | 厚み(mm) | 重量(g) | |
---|---|---|---|---|
ピンシーカースロープ ツアーZ6ジョルト | 102 | 74 | 33 | 227 |
ピンシーカースロープL7ジョルト | 102 | 74 | 33 | 227 |
ピンシーカーツアーV4シフトジョルト | 104 | 76 | 43 | 162 |
ピンシーカープロXEジョルト | 114 | 84 | 44 | 315 |
ピンシーカーツアーV5シフトジョルト | 114 | 76 | 45 | 226 |
ピンシーカーツアーV5ジョルト | 114 | 76 | 45 | 226 |
本体サイズは比較的大きめです。海外メーカーであるし外国人の大きな手には丁度いいのかも?
重量もやや重めで、最も軽いV4シフトジョルトでも162g。ニコンのクールショット40あたりと同じ重量です。最も重いのがXEジョルトの315g。
本体重量が軽すぎても、測定時に手ブレが起きやすいし、また、重すぎても、ラウンド中の持ち運びが気になるところでしょうか。その意味でも、カートなどに装着出来るマグネットマウントが良い働きをしそうです。
価格
2020年9月現在、楽天・amazon・Yahooでの実勢価格です。
発売日 | 実勢価格 | |
---|---|---|
ピンシーカースロープ ツアーZ6ジョルト | 2014年4月 | 43,287円~48,650円 |
ピンシーカースロープL7ジョルト | 2018年9月 | 59,700円~69,300 円 |
ピンシーカーツアーV4シフトジョルト | 2019年7月 | 46,800 円~ |
ピンシーカープロXEジョルト | 2019年8月 | 59,000 円~74,800 円 |
ピンシーカーツアーV5シフトジョルト | 2020年7月 | 54,450 円~ |
ピンシーカーツアーV5ジョルト | 2020年7月 | 53,350 円~ |
ブッシュネルのレーザー距離計は、他社に比べると高めの価格に感じるかもしれません。最も低価格な2014年発売のスロープツアーZ6ジョルトが43,000円前後から。最近発売のモデルは5万円以上からとなっていまが、やはり性能やサポートなどを考慮すると価格に見合ったものだと思います。
最新の価格はこちらを参考に
最後に
最近では、1万円程度の安価なレーザー距離計を見かけますが、購入後のサポートや保証などを考えると、信頼出来るメーカーの製品がおすすめです。そのメーカーの中でも一番の老舗といえるのがブッシュネルです。PGAツアー選手の90%以上が使用していると言われるほど、長年にわたって信頼されてたメーカーですから性能や機能は問題なし。あとはお財布との相談となりそうです。