ブッシュネルのレーザー距離計を比較

ブッシュネルのラインナップ

2022年5月現在、ブッシュネルの公式サイトでラインナップされている機種は以下の機種です。(姉妹メーカーのタスコT2Gスロープは除く)

公式サイトでは販売終了していますが、今現在でも、ネットショップ等で購入出来るモデルもあります。

2016年モデルの「ピンシーカースロープ ツアーV4ジョルト」が2020年に「ピンシーカーツアーV5シフトジョルト」としてモデルチェンジしたように、いずれもモデルチェンジ以前の機種ですが、ネットショップ等でも扱いが数少なくなっているようです。

計測可能距離の比較

レーザー距離計において、計測可能距離というのは非常に重要です。
次の表はブッシュネルのレーザー距離計の最大計測距離の比較表です。

Model 発売日 計測範囲
プロXEジョルト 2019年8月 5~1,300yd
ツアーV5ジョルト 2020年7月 5~1,300yd
ツアーV5シフトスリムジョルト 2021年3月 5~1,300yd
ツアーV5シフトスリムジョルト スノーホワイト 2021年12月 5~1,300yd

「測定範囲=ポテンシャル」といっても良いくらいで、ブッシュネルのレーザー距離計は余裕を持った測定範囲となっています。

以前は、プロX7ジョルトやTEプロX7ジョルトといった最大計測距離1600ヤードというモンスター級のモデルもありましたが、最近では最大1300ヤードあたりが主流のようです。

このあたりが、ブッシュネルが広い層に使われる理由でしょうか。

計測可能距離の重要性については以下の記事を参考にしてみてください。

機能比較

スロープ機能

スロープ機能はピンシーカーツアーV5ジョルト以外はすべてのモデルに搭載されています。もともと、ツアーV5ジョルトはピンシーカーツアーV5シフトジョルトのスロープ機能無しのモデルという位置付けでしょう。

スロープスイッチが搭載されているのがXEジョルト、V5シフトスリムジョルト/スノーホワイトの3モデルとなっています。

本体横にあるスイッチのスライドにより、スロープ機能のON/OFFを設定出来、また、周囲からもハッキリと分かるようになっています。

ブッシュネルのレーザー距離計のスロープスイッチ

ビジュアルジョルト

全てに機種にビジュアルジョルト機能が搭載。


ビジュアルジョルトはダブルジョルトとも呼ばれ、測定完了時に、従来の振動に加えファインダー内にレッドリングでもお知らせします。体感と視覚で測定完了が把握出来る機能です。

マグネットマウント

マグネットマウントは本体に強力磁石を搭載した機能で、カートの柱などの鉄素材に装着出来るようになっています。
すべてのモデルに搭載されています。

ブッシュネルのレーザー距離計のマグネットマウント

エレメント機能

エレメント機能はピンシーカープロXEジョルトに搭載された機能で、従来のスロープ機能に加え、気温や気圧を考慮して推奨距離を表示する機能です。
同じ勾配でも気温や気圧によって打つべき距離が違うのがわかると思います。

ブッシュネルのエレメント機能
Bushnellgolf http://www.bushnellgolf.jp/index.html

本体サイズ

モデル名 幅(mm) 高さ(mm) 奥行(mm) 重量(g)
プロXEジョルト 114 84 44 315
ツアーV5ジョルト 114 76 45 226
ツアーV5シフトスリムジョルト 114 76 40 208
ツアーV5シフトスリムジョルト スノーホワイト 114 76 40 208

本体サイズは他社モデルに比べ、比較的大きめです。海外メーカーであるし外国人の大きな手には丁度いいのかもしれません

重量もやや重めで、最も軽いV5シフトスリムジョルトが208g。最も重いのがXEジョルトの315g。

本体重量が軽すぎても、測定時に手ブレが起きやすいし、また、重すぎてもラウンド中の持ち運びが気になるところでしょうか。その意味でもカートなどに装着出来るマグネットマウントが良い働きをしそうです。

価格

2022年5月現在、楽天・amazon・Yahooでの実勢価格です。

ブッシュネルのレーザー距離計は、他社モデルと比べ、やや高めの価格に感じるかもしれません。
だいたい5万円前後からとなっていますが、性能やサポートなどを考慮するとそれなりの価格に見合ったものだと思います。

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