
ゴルフのレーザー距離計を選ぶうえで、ファインダー内の表示(ディスプレイ)の見やすさは、実は距離精度と同じくらい重要なポイントです。
現在の距離計に採用されているディスプレイは、大きく分けて次の2種類です。
- LCD(液晶ディスプレイ)
- OLED(有機ELディスプレイ)
それぞれの特徴と違いを、ゴルファー目線で分かりやすく整理します。
Contents
LCD(液晶ディスプレイ)の特徴

LCDは、従来モデルから低~中価格帯の距離計まで幅広く採用されている方式です。
表示は主に黒色の文字やレティクルが基本となります。
※レティクル:ファインダー(覗き窓)の視界中央に表示される「照準(十字線やサークルなどのマーク)」
■ メリット
- 日中の圧倒的な見やすさ
周囲が明るいほど黒い表示がくっきり見えるため、晴天のラウンドでは非常に快適です。 - バッテリーの持ちが良い
消費電力が少なく、1回の電池交換で数ヶ月?1年以上使えるモデルも多いです。 - 価格がリーズナブル
コストパフォーマンスに優れ、初めての距離計としても選びやすい価格帯です。
■ デメリット
- 暗いシーンに弱い
早朝・夕暮れ・林の中など暗い背景では、黒い文字が溶け込んで見づらくなります。 - バックライトでも限界がある
赤色バックライト搭載モデルもありますが、OLEDほどの鮮明さには届きません。
OLED(有機ELディスプレイ)の特徴

近年、Bushnell・Voice Caddie・Nikonなどのハイエンドモデルを中心に急速に普及している方式です。
赤色や緑色に自発光する文字が表示され、視認性の高さが最大の魅力です。
■メリット
- どんな環境でも圧倒的に見やすい
文字自体が光るため、夕暮れ・日陰・逆光など、LCDが苦手とする場面でも驚くほど鮮明です。 - カラー表示+自動輝度調整
赤と緑の2色でピンと背景を識別しやすく、周囲の明るさに合わせて自動で輝度を調整するモデルも多いです。 - 高級感とストレスのない視界
ファインダーを覗いた瞬間のクリアさは、一度体験すると戻れないレベルです。
■デメリット
- バッテリー消費が早い
自発光のため電力を使い、ラウンドごとに充電が必要なモデルもあります。 - 価格が高め
3万円台~8万円前後と、LCDより高価格帯が中心です。
LCD と OLED の比較まとめ
ひと目で違いが分かるように、主要ポイントを表にまとめました。
| 項目 | LCD(液晶) | OLED(有機EL) |
|---|---|---|
| 表示の色 | 黒(透過型赤色あり) | 赤・緑(自発光) |
| 日中の見やすさ | ◯ とても見やすい | ◎ 逆光でも鮮明 |
| 朝夕・日陰の見やすさ | △ 背景に溶けやすい | ◎ 暗いほど光って見やすい |
| 輝度調整 | なし or 手動 | 多くが自動調光 |
| バッテリー寿命 | ◎ 長持ち | ◯ こまめな充電 |
| 価格帯 | 1万~3万円前後 | 3万~8万円前後 |
どちらを選ぶべき?向いている人のタイプ
実際に使ってみると、LCDでも十分に実用的です。
ただし、一度OLEDの視認性を体験すると「もうLCDには戻れない」と感じる人も多いのが正直なところです。
■ LCDが向いている人
- コスパ重視で予算を抑えたい
- 電池交換だけで長期間使いたい
- 主に晴天の日中プレーが多い
- シンプルな機能で十分
■ OLEDが向いている人
- 早朝スルーや夕方の薄暗い時間帯でも快適に測りたい
- 黒い文字が見づらくなってきた(視認性を最優先したい)
- 予算に余裕があり、最高の見やすさを求めたい
- ピンロック時のカラー演出も楽しみたい
2026年の最新トレンド:OLED搭載モデルが主流に
最近の傾向として、OLED(赤・緑表示)の視認性の高さがゴルファーから圧倒的な支持を集めています。
各メーカーもミドルからハイエンド帯を中心にOLED搭載モデルを続々投入中です。
さらに2026年モデルでは、
- 3点間距離計測
- 7倍ズームレンズ
- 自動輝度調整の高精度化
といった機能が3万円台のOLED機にも搭載され始めています。

もしこれから距離計を新調するなら、予算が3万円以上 → OLED(赤・緑の2カラー)搭載モデルを選ぶのが、もっとも満足度が高く、失敗しない選択です。
ディスプレイの「色」だけでなく、最新機能(3点間計測・ズーム倍率・自動調光)も合わせてチェックすると、より自分に合った一台が見つかります。


