VoiceCaddie TL1 が日本でも発売 一足先にレビュー

ボイスキャディのレーザー距離計『VoiceCaddie TL1』が2022年9月、日本でも発売されるそうです。
すでに、海外では発売されており、アメリカ・韓国を中心に、かなりのレビュー記事や販売サイトが見られます。

今回は日本販売前ですが、一足先に、使ってみてのレビューをしてみます

パッケージ内容と外観

パッケージ内容は、TL1本体とシリコンケース。専用のケースとレンズ拭き&マニュアル冊子、それとケースに取り付けられるカラビナ。CR2電池も付属しています。

ボイスキャディTL1のパッケージ内容
ボイスキャディTL1のパッケージ内容

外観

本体サイドには、最近流行りのマグネットを装備し、反対サイドにはスロープ機能のON/OFFを切り替えるスライドスイッチがあります。

ボイスキャディTL1の外観

2色OLEDディスプレイ

レンズは最大計測範囲1000Ydでディスプレイには赤と緑の2色OLEDを採用。これはホント見やすいです。
文字の明るさも周りの環境に合わせて自動で調整。手動でも6段階に調整が可能となっています。

イメージ的にはこのような感じ

実際にはこんな暗い時に使うこともないですが、天気や周囲の環境に合わせて明るさが変えられるのは良いです。2カラーOLEDディスプレイを採用しているレーザー距離計は、日本ではほんの数モデル。個人的には絶対におすすめです。

シリコンケース

TL1に新しく付属したのが専用のシリコンケース。
「グリッドしやすく」というよりも、本体をキズから防ぐ役割の方が大きいと思います。。
本体にマグネットが装着されて、カートの金網ラックや支柱につけたりするようになると、どうしてもキズは避けられないですからね。ましてTL1の本体はホワイト系ですからキズや汚れは避けたいところ。このシリコンケースは必須ですね。
色も4色あるそうで、これも日本でも販売するのではないでしょうか。

Pin Tracer(ピン・トレーサー)

VoiceCaddie TL1の最も特化した点として、Pin Tracer(ピン トレーサー)機能が挙げられます。

海外のレビュアーや紹介サイトで最も多く称賛されています。

通常のレーザー距離計ですと、ピンフラグのように細く照射しにくい対象物を計測する場合、ピンを含め背後の樹木なども計測します。その中で一番手前にあるピンフラグを計測対象として距離を表示します。

ブッシュネルだと「ピンシーカー機能」、Nikonですと「近距離優先アルゴリズム」といった機能です。

海外のサイトが、VoiceCaddie TL1のピントレーサー機能を称賛する点は、その正確さにあるようです。

従来のレーザー距離計の場合、同じ計測でも必ずしも同じ計測距離にならないのですが、TL1の場合、ほとんど誤差が出ないです。つまり測定精度が非常に高いのです。

画像はイメージですが、ピン周囲から何度測定しても、全ておなじ計測結果がでるといった具合です。

計測ボタンを押したまま、ピン周囲に向ければ勝手にピンを捉えてくれます。

更に、通常の計測(ピン以外のバンカーやハザードなど)の結果表示が0.1秒とかなり早いです。計測結果が0.5秒とか0.3秒と謳ったモデルもありますが、実際のところ、その差はわかりずらいです。100メートルの短距離で10秒を切るか切らないか、肉眼では分からないのと同じくらい。
僕は、はじめて、TL1で測定した時、思わず「オッ!」と声が出るほど体感的に早さが感じられました。

測定速度は早いに越したことはないですが、他モデルと比べて早く感じるだけで、はじめてレーザー距離計を使う人にとっては、0.1秒も0.5秒も比べようがない。逆にTL1を使ってから他のモデルを使うとストレスを感じるかもしれません。

測定速度よりも測定精度の方が大事だと思います。「何度計測しても同じ結果」というのが一番信頼出来るレーザー距離計と言えると思います

VoiceCaddie TL1は、この測定精度の高さと速さが、海外レビュアーたちに称賛されているようです。

これらの点については、ショップなどで手に取る機会があれば、是非確かめてみると良いです。

ケース

専用のケースはしっかりしたケースとなっています。
シリコンケースを装着していることを前提ですから結構な大きさとなっています。

ベルトループの上にカラビナを通せるのですが、プレイ中に関しては、カラビナをパンツのベルト通しに取り付けるのは無理。パンツによってはベルト通しがちぎれることもあるだろうし、なによりブラブラして具合が悪いです。あくまでキャディバッグに取り付けたりと、普段の移動用だと思います。

結局プレイ中はベルトを通して腰に固定ということになるのですが、このケースの場合、ベルトをはずして通さなければならないんですね。
プレイ中はいいのですが、ハーフ終わってクラブハウスという時に、僕としては、ベルトから取り外して身軽になりたいのですが、外でベルトを外して・・というのはチョットね。
これは、ホック付きのベルトループにして、ベルトを外さずに取り付けられるようにしてほしかったです。

マグネット

マグネットも装着してシリコンケースもあるのだから、コース内の移動時はカートの支柱やラックにおいて、ショット地点には手持ちというスタイルがベストかな。

ティーなどを入れている平な缶があるのですが、これをポケットに入れるとマグネットでくっ付くんですね。以外とこれは便利。

トランプカードほどの鉄板をパンツのポケットにいれておけばプレイ中でも十分使えるのではと思っています。

または、鉄の芯材をいれたスコアカードホルダーなんかを作ってもいいかなとか・・・

あるいは大きめのマネークリップをベルトに取り付けるほうが簡単かな。

いろいろ考えてみようかと思います。

発売日と価格

発売日は9月と聞いていますが、まだ楽天などで先行販売はしていないようです。
価格は5万円以下と聞いていますが、今はかなりの円安ですからどうでしょう。

最近になって気がついたのですが、こういった新モデルを購入する場合、楽天やamazonなどだと、定価(初期の販売価格)販売&高ポイントを選ぶと得になると思っていたのですが、公式サイトでも同じかそれ以上の高ポイントの時があるんですね。更に特典というかおまけが付く場合もあるので、「新モデルは公式サイトで!」というのが新しい発見。

ボイスキャディTL1発売日などはこちらを参考に

【先行予約販売】 voicecaddie(ボイスキャディ)TL1

追記

9月1日から楽天やamazonで先行販売が始まったようです。発送は15日前後。
確か、海外サイトだと499$前後の販売だったと思いますが、今、ドル円が139.5円前後で単純に換算しても7万円弱という計算。

それが日本では44,000円(税抜)での販売となるようです。

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