レーザー距離計の小型化
レーザー距離計の小型軽量化の波はとまらないようです。
2024年3月に発売されたブッシュネルの「ピンシーカーA1スロープジョルト」も、ブッシュネル史上最少で最軽量。
2024年4月半ばに発売予定のNikonの「COOLSHOT 20i GⅢ」も、Nikonでは軽量最小ボディという。
そして2024年4月下旬に発売するボイスキャディの「LaserFIT」も、ボイスキャディ史上もっとも小さくて軽いレーザー距離計となるようです
まさに、カードサイズで、縦横のサイズは、ほぼカードと同じ大きさ
もともと、VoiceCaddieはスタイリッシュなレーザー距離計の先駆けで、コンパクトさとデザイン性にすぐれたモデルをリリースしてきました
この「LaserFIT」にしてもデザインは文句なし。
デザインと小型軽量以外に興味を引く点は2つ。
3点間距離計測機能
1つ目は、このサイズながら、3点間距離計測機能が搭載されたこと
各メーカーで「3D計測」「キャディモード」「メイト機能」などと呼ばれていますが、GPSゴルフナビでいうところの「3点間距離計測」のような機能です
離れた位置にあるボールの距離(A) と、同じ位置から目標物のピンフラグまでの距離(B)を計測すると、その距離と角度からボールとピンの距離を案内するというもの。原理としてはピタゴラスの定理を拡張した余弦定理の法則ですね。
LaserFITの場合、(A)と(B)の距離を計測した時点で、それぞれの上下の角度もわかるので、ボールとピンの距離を高低差を加味した距離で案内が可能となるようです。
よく使うシチュエーションとしては、セカンド地点に着いた時。カート道にいながら、ボールからピンまでの距離がわかるから、何本もクラブを持ってボール位置にいかなくとも済みます。
おそらく、この機能はこれからのレーザー距離計に搭載されていくものだと思います
オンネームサービス
もうひとつが、オンネームサービス
いままで、ありそうで無かったサービスで、購入時に希望すれば本体に名入れをしてくれるサービスです
ちょっと高級なボールペンなどに名前をいれてくれるのと同じかな。
これで、世界で1つだけのレーザー距離計ということになるんですね
自分の名前を入れるのもいいですが、イニシャルなどを入れて、プレゼントしたりするのもいいでしょう。
オンネームとはいえ、名前以外にも好きな言葉でもよいかもしれません。
さすがに、公序良俗に反する言葉は受け付けてくれないでしょうが、例えば野球選手が帽子の裏に勇気づけられる言葉を書いているように、自分のすきな言葉などでもよいかと。
あるいは、女性にプレゼントで告白の言葉をいれたりとか・・・
オンラインで購入時に文字の指定ができるようになっており、フォントも筆記体やゴシック、POPなど6種類から選択が可能。漢字・ひらがな・カタカナ・英文字が選べるようです。
文字色も5色選択ができます
文字のサイズは固定で、名入れの位置も画像にある位置ですので、文字数はせいぜい10文字程度まででしょうか。
クレジットカードに文字入れをすると考えれば、イメージが湧くかと思います。
LaserFITの発売日は4月下旬で、4月15日現在、予約販売となっており、ボイスキャディの日本総代理店である「ひさいスポーツ」のオンラインショップページで予約ができます。
割引クーポンや予約特典なども豊富なので、公式サイトが絶対お得。オンネームは、LaserFITの販売ページの書式指定フォームから申し込めます。
今年のレーザー距離計のトレンドは、小型軽量かな。
それと最近すこしづつ搭載されてきた「3点間距離計測」。オンネームサービスもこれから各メーカーで行ってくるかもしれませんね。